2007.8.2 第101回経営者モーニングセミナー
2007年 08月 03日
今朝も4時半起床。
いつも通り、5時5分より役員朝礼開始。
今日は小原会長から嬉しい報告がありました。
全国520単会の年間参加者数ランキングが発表されたというのです。
なんと金沢市中央倫理法人会が全国で2位になったそうです。
一位は千葉県の浦安倫理法人会だったそうですが、僅差だそうです。スゴいですねぇ!
毎回参加していたけど、こんなに上位だとは思いませんでした。
本日の講師はも山下ミツ商店代表 山下浩希様
白山は白峰村でおいしい豆腐を作っている会社の社長さんです。
大学4年のとき家業の豆腐屋がいやで地元の食品スーパーマルエーに就職。
しかしやはり仕事の壁にぶち当たった時に「てんびんの歌」という映画に出会ったのです。
あらすじは、大正末期、近江の商家の大作少年が小学校を卒業した時から始まります。
親になべぶたを売ってこいと言われます。
来る日も来る日も、なべぶたを買ってもらうために歩き回りますが売れません。
売るということは、売り手と買い手の心がひとつになる事や。
お前が一生懸命やっている、役に立つ奴やなぁ、と思ってくれるから買ってくれるんや。
と、教えられる毎日。
そして疲れたから明日行くと言う大作が言われたと言葉。
「明日の覚悟は、覚悟じゃない!」
最後にはとうとう、なべフタを売る事が出来たのですが、作品のテーマである、商いとはなんなのか?子育てとはなんなのか?の答えに大感動したのです。
商売って素晴らしいなと思いました。
そのとき、私は家業の豆腐屋を継ごうと決心しました。
豆腐屋は全国に14.000軒、しかも毎年10%ずつ減り続けています。豆腐の消費量は減ってはいないのに、朝早く辛い商売に後継者が育たず、どんどん数が減っているのです。
白峰村の人口は1200人、しかも豆腐屋は5軒もあります。
そこに跡継ぎとはいえ素人同然の私が食い込むにはどうしたら良いか?
スーパーのように大量生産してコストを安くして売っていては、とてもやってはいけません。
そこで私は高くても買っていただけるような良い商品を作る事に専念しました。
国産の大豆、消泡剤を使わない、天然にがり。
どこでも買える同じような商品ではなく、うちにしかないグレードの高い豆腐を作る。
試行錯誤の毎日です。毎日毎日勉強しながら作りました。
そして少しずつ買ってもらえるようになり、年々売上高も生産量も増えてゆきました。
しかしあるとき、大手のデパートに納めた商品に不備が見つかり、改善命令を出されました。
2週間で原因を突き止め、1週間で改善せよという厳しいものでした。そこでコンサルタントにお願いして徹底的なチェックをしました。自分なりに衛生面には気を使っていたのですが、今から思えば、まだまだ甘かったのだと思い知らされました。
しかし、自分の信じた道を進むこと。
そして自分のベクトルを見つける事。
それは間違いではなかったと思います。
本日の参加者は71名。7月の皆勤賞は18名でした。
皆勤賞の皆さんには記念としてお米の小袋が配られました。
いつも通り、5時5分より役員朝礼開始。
今日は小原会長から嬉しい報告がありました。
全国520単会の年間参加者数ランキングが発表されたというのです。
なんと金沢市中央倫理法人会が全国で2位になったそうです。
一位は千葉県の浦安倫理法人会だったそうですが、僅差だそうです。スゴいですねぇ!
毎回参加していたけど、こんなに上位だとは思いませんでした。
本日の講師はも山下ミツ商店代表 山下浩希様
白山は白峰村でおいしい豆腐を作っている会社の社長さんです。
大学4年のとき家業の豆腐屋がいやで地元の食品スーパーマルエーに就職。
しかしやはり仕事の壁にぶち当たった時に「てんびんの歌」という映画に出会ったのです。
あらすじは、大正末期、近江の商家の大作少年が小学校を卒業した時から始まります。
親になべぶたを売ってこいと言われます。
来る日も来る日も、なべぶたを買ってもらうために歩き回りますが売れません。
売るということは、売り手と買い手の心がひとつになる事や。
お前が一生懸命やっている、役に立つ奴やなぁ、と思ってくれるから買ってくれるんや。
と、教えられる毎日。
そして疲れたから明日行くと言う大作が言われたと言葉。
「明日の覚悟は、覚悟じゃない!」
最後にはとうとう、なべフタを売る事が出来たのですが、作品のテーマである、商いとはなんなのか?子育てとはなんなのか?の答えに大感動したのです。
商売って素晴らしいなと思いました。
そのとき、私は家業の豆腐屋を継ごうと決心しました。
豆腐屋は全国に14.000軒、しかも毎年10%ずつ減り続けています。豆腐の消費量は減ってはいないのに、朝早く辛い商売に後継者が育たず、どんどん数が減っているのです。
白峰村の人口は1200人、しかも豆腐屋は5軒もあります。
そこに跡継ぎとはいえ素人同然の私が食い込むにはどうしたら良いか?
スーパーのように大量生産してコストを安くして売っていては、とてもやってはいけません。
そこで私は高くても買っていただけるような良い商品を作る事に専念しました。
国産の大豆、消泡剤を使わない、天然にがり。
どこでも買える同じような商品ではなく、うちにしかないグレードの高い豆腐を作る。
試行錯誤の毎日です。毎日毎日勉強しながら作りました。
そして少しずつ買ってもらえるようになり、年々売上高も生産量も増えてゆきました。
しかしあるとき、大手のデパートに納めた商品に不備が見つかり、改善命令を出されました。
2週間で原因を突き止め、1週間で改善せよという厳しいものでした。そこでコンサルタントにお願いして徹底的なチェックをしました。自分なりに衛生面には気を使っていたのですが、今から思えば、まだまだ甘かったのだと思い知らされました。
しかし、自分の信じた道を進むこと。
そして自分のベクトルを見つける事。
それは間違いではなかったと思います。
本日の参加者は71名。7月の皆勤賞は18名でした。
皆勤賞の皆さんには記念としてお米の小袋が配られました。
by rinri_center
| 2007-08-03 22:17