金沢市中央倫理法人会


by rinri_center

2008.2.14日第126回経営者モーニングセミナー

今朝も4時半起床。
昨夜からの雪もおさまり積雪もたいしたことがない。よかった。
今日は参加者日本一を目指す2月のMS、2回目。
5時5分の役員朝礼には役員がずらりと並び、がぜん士気は盛り上がる。
直前に司会の予定者が来られなくなることが判明、急遽私が司会を務めることになった。こんなこともあろうかと準備しておいたのが役に立つ。
沢山のお客様を迎え、受付、駐車場係も寒い中本当にがんばっていた。
女性陣が参加者にバレンタインのチョコをサービス。
役員の皆さんにも感謝チョコが配られました。
この運営の一体感がうちの倫理法人会の強みなのでしょうか。
会長挨拶では小原会長が、のびている会社にするこつは目標を見に行くことだと言う。まずは業界でのトップを見る。いちばん進んでいるところはどこか?
そして同じ業種で同じ規模の元気な会社を見に行く。
最後に異業種で元気なところを見に行く。
そして「あの会社のようになりたい」そう思い目標を設定する。
これが大切なのです。

本日の講師は衆議院議員の馳浩様。
国会の会期中にも関わらず、この講演のためだけに金沢に戻ってこられたとの事。
講演が終わるなり、8時の飛行機でまた東京に戻る予定なのです。
テーマは「私のプロレス海外修行」

今日は政治の話はするなと山野市議にくぎをさされております。
とは言っても、マイクを握ったら私のものです(笑)
深いお辞儀のあと、マイクを持ち上着を脱いだ馳さんが前に出てきました。
これだけ前が広く空いているという事は、私にプロレスの実演をしろということですね。では北市議にちょっと前に来ていただきましょう(笑)
私はアマチュアでオリンピック代表にまでなりました。その後星稜高校で先生をやっていましたが、プロレスの世界に飛び込みました。
アマチュアの経験が生かせると思ったからです。
ところが、私はプロレスの世界ではまったくの素人同然だったのです。
と、ここで北さんを思いっきり殴りますと言う。
会場はどっとウケるが、北さんは青くなってます。
大きなアクション。バシッと大きな音がしましたが、実際はほとんど当たっていません。会場が大きくどよめきます。
ありがとうございました。
見ていただいて分かるように、素人とプロは当たるときに目をつぶるか開けるかで分かります。
プロレスとは本気で殴りますが、互いに怪我をしないように暗黙のルールがあります。耳に当たると鼓膜が破れます。だから当たる瞬間まで目を開いて見てないといけません。またきちんと当たって力を逃がしてやらないと、脳にダメージを受けます。普通これが出来るようになるまで3年かかります。
また殴る方も腰を入れて手を膨らませて殴ると、当たったときにいい音がします。
プロレスには「レシート」という隠語があります。
相手の攻撃にちゃんと受け身が返せるか、これが「レシート」なんです。

修行時代、最初私はプエルトリコに海外修行に出かけました。
ここで週45ドルの極貧生活を体験しました。当時の同期にはブロザーブロディ、タイガージェットシン、ブッチャーなどがいます。
ここは殺人新聞というトンでもな新聞が発行されるほど、毎日殺人があり、カッとしやすい、熱い土地柄です。プロレスでも誰と誰が戦っているか?という抗争劇を演じ流血などは日常茶飯事。ビール瓶で頭を割られ血がピューッと1mも飛び出すパフォーマンスをやってのけるレスラーもいました。
これも額の切れやすい部分をわざと切り、血が吹き出すように息を止めるのです。
ただ、この生活は私には合わず1976年の1月にカナダのカルガリーに移籍しました。

ここでの私はベトナム人というふれこみで「ベトナムエクスプレス」という覆面レスラーを演じていました。
そして先輩のミスターヒトという日本人レスラーにプロとして説得力のある試合をするにはどうしたらいいかを教えられました。
カルガリーでは毎週金曜日にTVの収録があります。そして土曜日の昼間に放送されます。当然子供達も見ますし血なまぐさい試合はできません。
ここでまた、ひものさん、不破市議を前に出して技の実演を行います。
関節や寝技の実演で、市議が痛そうにうめくたび、会場が笑いに包まれます。
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カルガリーでは毎週毎週2000人のお客を集めなければなりません。
そしてそのお客様に喜んで帰ってもらえる試合をしなければなりません。
それが「プロとして説得力のある試合」なのです。
どうオリジナリティのある試合にするか、パフォーマンスが出来るか?
きちんとリアクションがとれているか、戦う姿勢が見えているか?
どう争点を作って戦うのか?
プロレスが八百長と言われる事がありますが、こういった高度な駆け引きがあってこそ、いい試合が出来るのです。相手かまわず攻撃してもいい試合にはなりません。

「ハンカチ理論」という言葉があります。ハンカチの真ん中をつまんで回すと、その渕もくるくると回る。
同じように相手の関節の急所、足で言うと親指と小指を極めてやると全身をコントロールすることが出来ます。これは合気道の極意にもつながります。
また相手をけがさせないように出来るだけ受け身の取りやすいスペースを空けて攻撃することも大切です。相手が怪我をすると試合に出られなくなり、それは自分の負担にもなります。カナダでめきめきと上達した私には、小中学校の男の子がファンとしてつきました。グッズが売れ、親を誘って試合に来てくれるようになり、私の収入も週300ドルから1000ドルに跳ね上がりました。
この時、ジェフウィラーと車に乗りながらオリジナリティのある技を作ろうと考えたとき、窓からオーロラが見えたのです。
オーロラはノーザンライトとも言います。バックドロップを天にかけるオーロラに見立てた「ノーザンライトスープレックスホールド」の誕生でした。

プロレスにはアングルという見方があります。
客の目を引きつける視点です。いい人も悪い人にも存在価値があります。
そして決着は説得力があるかないか!わかりやすく説明できるかどうか?
それを判断するのはお客様です。
これは政治の世界にも通じる話です。
私は政治家になって何がしたいか。出来るなら総理大臣になってこの国の方向性を極める人になりたい。ハンカチ理論と同じく、急所を極めて、私が中心になってこの国を良くしたい。そう思っているのであります。

この後、割れんばかりの拍手と共に花束の贈呈がありました。
すぐに表に待たせた車で空港に向かう馳議員。
本日の出席者は244名、214社でした。

馳さんのお話はとても楽しく、パフォーマンスも大変盛り上がりました。
個人的には試合の作り方が商品開発や商品の見せ方、売り方にもつながるものがあると感じました。
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by rinri_center | 2008-02-15 10:19