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金沢市中央倫理法人会


by rinri_center

2008.10.9日第156回(第2条)経営者モーニングセミナー

 次回 第157回(第3条)経営者モーニングセミナーの御案内
 10月16日(木) 講話者は よろづや観光㈱ 代表取締役
                   加賀商工会議所副会頭
                   加賀市準倫理法人会副会長
                   萬谷 正幸 様
            テーマは「ホスピタリティビジネスの時代へ」

今日も4時半起床。
真っ暗な駐車場の中、飯山会長と同時に到着。
5時5分から役員朝礼開始。
飯山会長が、先日の100kmウォークの79キロ地点で見た人間ドラマを熱く語った。
答えは100km先にある!参加者の方、サポーターの方々,本当にご苦労様でした。
会長あいさつでは、中小企業診断師の更新研修でのエピソードを。
課題が「この信号機がもしなかったら?」というもの。
いくつかのグループに分かれて、じっと交差点を見る。
なかったらどうなるか?交通安全は守れるか?渋滞の原因になるか?
互いに譲り合いマナーが向上する?それとも・・・
あって「あたりまえ」という事を、再度考え直すという視点が大切。
そのための課題だったそうです。

本日の講師は、星稜大学教授工学博士 大藪多可志様。
植物が地球の環境に与える影響を、室内環境の視点から研究しておられる方です。
正面には大きなスクリーンとパソコンにつながったモニター。
それを操作しながらマイクを持ってお話しされました。

京都議定書で定められた世界のCO2を、2012年までに6%削減するという目標。
これが大変難しくなっています。
昨年の地球のCO2濃度は過去最悪でした。それもワースト1がアメリカから
中国になりました。
日本のCO2の排出量も増加するばかり。
このままでは、地球の温暖化、そして食料危機、海面の上昇はさけられません。
また、人間の主な生活環境である室内の環境も悪化しています。
CO2二酸化炭素は、植物が三分の一、海が三分の一、そして残りの三分の一が
大気にとどまっています。
環境に果たす植物の影響は非常に大きいのです。
そして植物はCO2だけではなく、さまざまな汚染物質、ホルムアルデヒド、
トルエン、キシレン、アンモニアなども吸い取って浄化してくれます。
私は室内(閉鎖された空間に置ける)植物(観葉植物)の浄化能力の研究を行ってきました。
シックハウス症候群といわれる建材からの化学物質過敏症対策としても、観葉植物は
非常に有効なのです。
NASAでも実験しているバイオフォームと同じく、 閉鎖された空間で植物の浄化作用を
ガスセンサーを使って検証しました。
すると、植物の種類、室温、そして光の違いによって効果の違いが明確になります。
いちばん効果的なのは、葉が大きく成長の早い「ポトス」
そして「アオワネッキー」次いで「フェニックス」です。
6帖程度の室内であれば、中に2個か3個ほどの鉢植えがあれば、浄化作用で
汚染物質がほぼ一日で吸収してくれることがわかりました。

ここで「特命リサーチ200X」という番組のVTRが流されました。
先生も出演された番組で、驚くべき植物の浄化作用が明らかになります。
ごらんの通り、これからは室内でも社会でも、いかに植物と共生するか、
それがカギとなります。
空気の浄化、癒し効果、そして仕事の効率アップにまで、植物は人間の社会に大きな
役割を果たしていると言えるでしょう。

本日の参加者は65名 参加社数は63社でした。
by rinri_center | 2008-10-12 15:48