金沢市中央倫理法人会


by rinri_center

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2月の参加者日本一を目指す、金沢中央倫理法人会のモーニングセミナーも今回
が最終回。
前日の夜は吹雪、役員の皆さんもさぞ心配だった事でしょう。
ただ、今朝起きたら雪は晴れてる、積雪も少ない。
本当に想いが天に通じるって、あるんだなぁと思いました。
会場に着くとすでに沢山の役員さんが準備の真っ最中。
今回は会長が訳あって参加できないため、かえって全員の結束が強まった感じが
します。受付も大混雑、リハーサルもきっちりやって、さて本番。
会長あいさつも新田副会長が代理、小原会長から届いたお手紙を代読しました。
あの広い会場も、人でぎっちりと埋め尽くされています。

本日の講師は北陸では知らない人がいない、あの「ハチバンラーメン」の社長さ
ん。㈱ハチバンの後藤四郎様です。
全国に200店舗、最近では海外にも出店されタイに100店舗、上海、香港にも店を
広げつつあります。
そんな社長さんも朝の6時から200人を遥かに超える参加者を見て驚いていました。
テーマは「同族経営からの脱皮」
もともとハチバンラーメンは41年前、国道8号線の片隅に開店した一件のラーメ
ン専門店が始まりでした。
創業したのは父の後藤長治。当時は外食産業と言う言葉もなく、郊外の飲食店と
言えばトラックの運ちゃん相手の、なんでも飯屋だけというありさま。
社長が銀行に30万円の融資を頼んだときも「ラーメン専門店なんて・・・?」と
断られたと聞いています。それほど珍しかったのでしょう。
ところが店は大繁盛。
人手が足りず、7人いた兄弟を次々と呼び戻し店を大きくする事に専念しました。
家業ですから24時間営業、休みなし、残業代なし、不法労働もいいところ。
それでも他の店から作り方を教えてほしいと頼まれれば、どんどん教えて8番
らーめんの店が増えていきました。
昭和46年にフライチャイズチェーンになり、北陸で60店あったのを全国展開しよ
うと動き出しましたが。
なにせ創業者、そして兄弟とも大きな組織の会社に勤めた事がない。
組織を運営するということがどういう事か分かりませんでした。
そんな時、後藤社長が伊藤忠商事から、Tさんという方をスカウトしてきました。
この方は大変優秀な方で、伊藤忠商事でも大変な切れ者。
高額な報酬を支払い、いきなり専務に抜擢したのです。
それからは地獄のような日々。この会社は、なんてザル会社だ!と怒られ通し。
とにかく朝から晩まで勉強会、仕事が終わっても会議、会議と社内での評判は最
悪。
私も殺してやろうかと思ったほど、鍛えられました。
しかし考えてみれば、それが良かったのです。
同族会社は、なかよし会社。けんかはしない、臭いものにはふたをする。
そしてだめな事でも、みんなで渡れば怖くないの精神が一掃されました。
言われたのが、明日の事だけ考えてはだめだ。
とにかく計画をしろ、3年先、5年先を考えて行動しろというのです。
明らかに会社の文化が変わってゆきました。
その後、大学卒を13名採用し、現在の59年組、若い取締役達に繋がってゆくので
すが、この方が突然亡くなってしまいました。

そこで次に社長が引っ張って来たのが、当時の伊藤忠商事の金沢支店長のTKさん。
それもいきなり副社長という、大抜擢。
この方はとにかく、もの静かな方で出社すると、朝から晩まで伝票ばかりを見て
いる。そして突然各加盟店をまわって視察する、次には取引先を回ってみる。
その他には、なにもしないという方でした。
しかしその時、会社に大きな危機が訪れました。
本社の工場で食中毒事件が発生したのです。
会社は大騒動、補償や加盟店の説明をどうするのか見当がつきません。
そのとき、全社の説明会でTKさんが加盟店の一ヶ月分の売り上げを全額補償する
と言ったのです。もちろんそんな金はありません。
しかし保険でなんとかなると、単独で保険会社と交渉し銀行借り入れをせずに補
償する方策を出してくれたのです。
TKさんは言いました。
私は伝票ばかり見ているが、伝票を見ていれば会社が分かる。
この会社の経営は悪くない、上場しましょうと・・・・
ラーメン屋が上場できるなんて思ってもいませんでした。

企業は人材と文化です。
いい人材がいれば、文化は変わります。
かといって銀行から派遣される「ごもっとも」な幹部は不必要です。
思い切ったエクゼクティブハンティングで、内部から会社を変えることも、トッ
プに立つ経営者の大切な仕事だと思います。

本日の参加者は新記録の284名。
参加社数は257社でした。
役員の皆様、ダントツ日本一ですよね(笑)
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by rinri_center | 2008-02-29 15:11
今朝も4時半起床。
昨夜からの雪もおさまり積雪もたいしたことがない。よかった。
今日は参加者日本一を目指す2月のMS、2回目。
5時5分の役員朝礼には役員がずらりと並び、がぜん士気は盛り上がる。
直前に司会の予定者が来られなくなることが判明、急遽私が司会を務めることになった。こんなこともあろうかと準備しておいたのが役に立つ。
沢山のお客様を迎え、受付、駐車場係も寒い中本当にがんばっていた。
女性陣が参加者にバレンタインのチョコをサービス。
役員の皆さんにも感謝チョコが配られました。
この運営の一体感がうちの倫理法人会の強みなのでしょうか。
会長挨拶では小原会長が、のびている会社にするこつは目標を見に行くことだと言う。まずは業界でのトップを見る。いちばん進んでいるところはどこか?
そして同じ業種で同じ規模の元気な会社を見に行く。
最後に異業種で元気なところを見に行く。
そして「あの会社のようになりたい」そう思い目標を設定する。
これが大切なのです。

本日の講師は衆議院議員の馳浩様。
国会の会期中にも関わらず、この講演のためだけに金沢に戻ってこられたとの事。
講演が終わるなり、8時の飛行機でまた東京に戻る予定なのです。
テーマは「私のプロレス海外修行」

今日は政治の話はするなと山野市議にくぎをさされております。
とは言っても、マイクを握ったら私のものです(笑)
深いお辞儀のあと、マイクを持ち上着を脱いだ馳さんが前に出てきました。
これだけ前が広く空いているという事は、私にプロレスの実演をしろということですね。では北市議にちょっと前に来ていただきましょう(笑)
私はアマチュアでオリンピック代表にまでなりました。その後星稜高校で先生をやっていましたが、プロレスの世界に飛び込みました。
アマチュアの経験が生かせると思ったからです。
ところが、私はプロレスの世界ではまったくの素人同然だったのです。
と、ここで北さんを思いっきり殴りますと言う。
会場はどっとウケるが、北さんは青くなってます。
大きなアクション。バシッと大きな音がしましたが、実際はほとんど当たっていません。会場が大きくどよめきます。
ありがとうございました。
見ていただいて分かるように、素人とプロは当たるときに目をつぶるか開けるかで分かります。
プロレスとは本気で殴りますが、互いに怪我をしないように暗黙のルールがあります。耳に当たると鼓膜が破れます。だから当たる瞬間まで目を開いて見てないといけません。またきちんと当たって力を逃がしてやらないと、脳にダメージを受けます。普通これが出来るようになるまで3年かかります。
また殴る方も腰を入れて手を膨らませて殴ると、当たったときにいい音がします。
プロレスには「レシート」という隠語があります。
相手の攻撃にちゃんと受け身が返せるか、これが「レシート」なんです。

修行時代、最初私はプエルトリコに海外修行に出かけました。
ここで週45ドルの極貧生活を体験しました。当時の同期にはブロザーブロディ、タイガージェットシン、ブッチャーなどがいます。
ここは殺人新聞というトンでもな新聞が発行されるほど、毎日殺人があり、カッとしやすい、熱い土地柄です。プロレスでも誰と誰が戦っているか?という抗争劇を演じ流血などは日常茶飯事。ビール瓶で頭を割られ血がピューッと1mも飛び出すパフォーマンスをやってのけるレスラーもいました。
これも額の切れやすい部分をわざと切り、血が吹き出すように息を止めるのです。
ただ、この生活は私には合わず1976年の1月にカナダのカルガリーに移籍しました。

ここでの私はベトナム人というふれこみで「ベトナムエクスプレス」という覆面レスラーを演じていました。
そして先輩のミスターヒトという日本人レスラーにプロとして説得力のある試合をするにはどうしたらいいかを教えられました。
カルガリーでは毎週金曜日にTVの収録があります。そして土曜日の昼間に放送されます。当然子供達も見ますし血なまぐさい試合はできません。
ここでまた、ひものさん、不破市議を前に出して技の実演を行います。
関節や寝技の実演で、市議が痛そうにうめくたび、会場が笑いに包まれます。
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カルガリーでは毎週毎週2000人のお客を集めなければなりません。
そしてそのお客様に喜んで帰ってもらえる試合をしなければなりません。
それが「プロとして説得力のある試合」なのです。
どうオリジナリティのある試合にするか、パフォーマンスが出来るか?
きちんとリアクションがとれているか、戦う姿勢が見えているか?
どう争点を作って戦うのか?
プロレスが八百長と言われる事がありますが、こういった高度な駆け引きがあってこそ、いい試合が出来るのです。相手かまわず攻撃してもいい試合にはなりません。

「ハンカチ理論」という言葉があります。ハンカチの真ん中をつまんで回すと、その渕もくるくると回る。
同じように相手の関節の急所、足で言うと親指と小指を極めてやると全身をコントロールすることが出来ます。これは合気道の極意にもつながります。
また相手をけがさせないように出来るだけ受け身の取りやすいスペースを空けて攻撃することも大切です。相手が怪我をすると試合に出られなくなり、それは自分の負担にもなります。カナダでめきめきと上達した私には、小中学校の男の子がファンとしてつきました。グッズが売れ、親を誘って試合に来てくれるようになり、私の収入も週300ドルから1000ドルに跳ね上がりました。
この時、ジェフウィラーと車に乗りながらオリジナリティのある技を作ろうと考えたとき、窓からオーロラが見えたのです。
オーロラはノーザンライトとも言います。バックドロップを天にかけるオーロラに見立てた「ノーザンライトスープレックスホールド」の誕生でした。

プロレスにはアングルという見方があります。
客の目を引きつける視点です。いい人も悪い人にも存在価値があります。
そして決着は説得力があるかないか!わかりやすく説明できるかどうか?
それを判断するのはお客様です。
これは政治の世界にも通じる話です。
私は政治家になって何がしたいか。出来るなら総理大臣になってこの国の方向性を極める人になりたい。ハンカチ理論と同じく、急所を極めて、私が中心になってこの国を良くしたい。そう思っているのであります。

この後、割れんばかりの拍手と共に花束の贈呈がありました。
すぐに表に待たせた車で空港に向かう馳議員。
本日の出席者は244名、214社でした。

馳さんのお話はとても楽しく、パフォーマンスも大変盛り上がりました。
個人的には試合の作り方が商品開発や商品の見せ方、売り方にもつながるものがあると感じました。
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by rinri_center | 2008-02-15 10:19
今朝も4時半起床。
2月は金沢中央倫理法人会が日本一を目指すためにがんばります。
そのトップバッターとして選ばれた講師が野球選手。
元ヤクルトの金森栄治選手、現石川ミリオンスターズ監督です。
今回はWヘッダーということで、同時に石川ミリオンスターズ代表 端保 聡様にもご出席をいただきました。
雪の中車を飛ばして5時5分の役員朝礼に参加すると、会場の広さにびっくり。
ふだんの倍はあります。え!こんなに来るの?と思いつつ準備開始。
6時の開演が近づくにつれ続々と参加者が集まり始め会場は、ほぼ満員に。
会長挨拶では、小原会長が中国産こんにゃくの問題のため、セミナーが終わり次第東京に行くとのこと。思いがけないことが起こったときの対応についてリアルな話をされた。同じことを続けていてはだめだ、やる気、やり方を帰るのではなく「やり場」その人が活躍できるステージを作ってやること。それが大切なのです。

本日の講師の金森栄治様は、昭和32年生まれ。
PL学院、早大、プリンスホテル、西武、阪神、ヤクルト(平成8年現役引退)
と華々しい選手生活の後、コーチとしてヤクルト、西武、ダイエー、阪神、ソフトバンクと歴任。選手のときは昭和60年ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞にも輝き、コーチとしても城島、井口、和田選手を指導し日本球界屈指の名バッティングコーチとして活躍されました。
昨年は北信越リーグの石川ミリオンスターズの初代監督として活躍。
チームをリーグ優勝に導きました。
金森様は、最初から会場を沸かせます。

いやぁ、なにか場違いなところに来てしまった気がします。
全員で歌歌って挨拶して・・・ヤバいところに来てしまったかな?と(笑)
来る前も、もっと雪が降れ・・・なんて考えてました(爆笑)
私は現役引退後、10年コーチをやってきました。
ヤクルトでは野村監督の下で働いていましたが、この人のためにがんばろうという思うと、意外とやりにくいものです。
逆にこの人のためにはやりたくない、と思うと意外とやりやすい(笑)
でも、自分の実績がみんな監督の手柄になってしまう、そんなジレンマがありました。
ミリオンスターズの監督をやって一年になりますが、まず私の仕事は人がいないと出来ない。自分が選手ではありませんから、選手にいい仕事をしてもらわねばなりません。もともとミリオンスターズの選手は、いわばプロの落ちこぼれ。
プロにはなれなかったが野球はやりたい、またプロとしての教育も受けたことのない選手が多いのです。
そんな選手を導くには、まず組織のトップが正しい方向を向いてないといけません。
監督がしっかりしていれば、コーチも選手も良くなってゆく。
組織はトップの意識改革が最も重要だと思います。

ここで金森さんは、選手交代。
ここからは代表の端保 聡さんの登場です。
私はもと野球の選手でした。星稜高校の野球部の補欠。
でも野球を愛する心はひといちばい強い。
北信越リーグ創設の時、他県には球団が出来たのに石川だけがなかなか出来なかった。それならばと先頭に立ち石川ミリオンスターズを作ることが出来ましたが、石川は野球に対する関心がまだまだです。
他県は一年間36試合の平均観客動員数が2000人を超えます。
しかし石川は平均1000人程度、昨年は優勝することが出来幸運でしたが、そうでなければどうなることかと心配しました。
しかし考えてみてください。
一回に1000人動員できるイベントが年間36回もあるんです。
地域の活性化、青少年の健全育成に大きな効果が期待出ると思います。
みなさん、ぜひ球場に来てください。
いっしょに応援してください。
優勝したとき、となりの席の他人と抱き合って喜んだ感激は、なにものにも代え難い
思い出となります。
今ミリオンスターズでは後援会の会員を募集しています。
石川県民がひとり200円ずつだしてくれれば球団が維持できます。
ぜひ、石川ミリオンスターズの応援をお願いいたします。

講演の後は長蛇の名刺交換の列が出来、監督にサインを求める方も多かったです。
本日の参加者は252名、参加社数224社でした。
1月の皆勤賞の方32名には、マイ箸袋が贈られました。
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by rinri_center | 2008-02-10 11:42