人気ブログランキング | 話題のタグを見る

金沢市中央倫理法人会


by rinri_center

2009.8.20日第198回(第10条)経営者モーニングセミナー

 次回第199回(第11条)経営者モーニングセミナーの御案内
 8月27日(木) 講話者は ㈱セイダイ 代表取締役社長
            寺谷 武史 様
           テーマは「これからの進化する家づくり」

今朝も4時半起床。
さわやかなとてもよい天気。
今日から会場が変更になり厚生年金会館から「城下町兼六」へ会場が引っ越し。
すこしだけ近くなった事もあり、天気もいいので自転車で行く事にする。
市役所の横を通り石川門を左に見ながら兼六坂を下がる。
あっという間に到着、車で来た場合は近くの兼六駐車場に停めて歩く事になります。

会長あいさつでは飯山治郎会長が、新会場のご案内。
それと息子の保護者会での経験、野球部のスコアラーをやることになったが、
スコアラーをやっていると、ピッチャーやバッターのくせがよくわかる。
ただ見ているだけより、自分で記録をつける事により細かい事にまで気がつくという。
仕事も同じ事。毎日の記録をつける事により、目標も明確になり次にやるべき事が明確になります。
また毎日つけると習慣になり、それが楽しくもなります。
ぜひ皆さんもやってみてください。

本日の講師はスターシップホールディング取締役 河上伸之輔様
テーマは「こんな事業継承は失敗する」

おはようございます。
畠経営グループの独立系M&Aコンサルティングのスターシップホールディングの河上です。
私はもともと岡三証券に勤めていましたが結婚を機に退職、
金沢に戻って昨年この会社に入社しました。
当社は企業の存続と発展のための事業継承を行う会社です。
事業の継承には、親族、社員、そして上場と大きく分けて3つの方法があります。
20年ほど昔は、90%が親族への継承でした。
しかし少子化傾向で、現在では約40%近くがM&A(企業の買収・合併)によって継承されています。
創業者の親としては子供に継がせたいと思うのはあたりまえです。
そのためには早くから準備をしておくこと、きちんと教育し、面と向かって話をする。
そして子供が継ぎたくなるような事業にしておく事が大切です。
自分のあと50年は成長出来るような企業にすることが理想です。

次に社員への継承ですが、これも問題があります。
社長が会社の債務保証をしている場合、継承した社員が引き継ぐ事になりますが、
株式の譲渡には大きな資金が必要です。
そのためにLBOという事業継承のための融資制度もあります。
最後に清算・廃業ですが、これも社長に取ってリスクの大きな決断です。
事業を停止してしまうと工場や設備などの価値がなくなります。
資産がなくなってしまうのです。
そのために同業社や、新規参入を考えている会社に合併するか、買収してもらうこと望ましいのです。

買収というと悪いイメージがありますが、それは敵対的な買収の場合です。
たとえば現経営陣に不満のある株主や会社が買収した場合は、
現経営陣に対して敵対的な買収になるわけです。
しかし実体は、ほとんどが友好的で規模の小さい買収なのです。
これはますます増えてゆくでしょう。
自分の会社を買ってもらう。
たとえば、不況業種でも、赤字でも、債務超過でも売る事は可能です。
相手に企業の評価を適切にしてもらい、自社の強みを理解してもらう。
そしてどんな買い手がいいのか、絞り込んでアプローチする。
これが、当社の仕事なのです。

本日の参加者は63名 社数は57社でした。


   金沢市中央倫理法人会のモーニングセミナー新会場は
   兼六園よこの兼六町にある『兼六城下町ホテル兼六』 です
    
     車でお越しの方は、石川県兼六駐車場を御利用ください
by rinri_center | 2009-08-24 17:53