2010.4.8日第229回(第7条)経営者モーニングセミナー
2010年 04月 13日
本日の講話者は
講話者:石川県相撲連盟理事
金沢市中央倫理法人会 事務長 金谷雅雄 様
テーマ:「相撲と私」
兼六園の桜もほぼ満開、会場に続く坂道も桜を眺めながらだと苦になりません。
会長挨拶では、飯山治郎会長が先週は風邪でお休みしてしまい、申し訳なかったと謝っていました。
これくらいならという自分の慢心が風邪につながってしまったと反省しています。
今、ハマっているのがツイッターです。
これは「つぶやき」と呼ばれている短いブログなのですが、キーワードは「人とのつながり」です。
人は人との繋がりを求めています。商売も例えれば、お客様と社員とのつながりです。
お客様とどうつながっていくのか?
これがはっきりと見えていない経営者が意外と多いのです。
今一度、よく考えてみるのがいいと思います。
本日の講話者 金谷雅雄様。
実は本日講演するはずだった講師、志岐 和久 様ですが、突然の入院で来ていただく事が出来なくなりました。
そこで急遽、同じ相撲つながりで紹介者でもある金谷事務長にお願いする事になったのですが、さすが金谷さん、ちゃんと準備をしてこられました。
いつもと違い青いスーツに白いシャツ、黒い蝶ネクタイ。
これは?・・・そうアマチュア相撲の審判員の制服です。金谷さんはアマチュア相撲のベテラン審判なのでした。
おはようございます。
私はプロパンガスや灯油を販売しております金谷雅雄と申します。
人の喜びを我が喜びにをモットーにしております。
私は相撲が大好きでこの姿はアマチュア相撲の審判のスタイルです。
行司の姿とは違いますが、あれは大相撲での姿、アマチュアの場合は上着をとって白いシャツの姿で審判を行います。
審判は判定をすばやく、そして勝負をよく見るためにいい位置にいなければなりません。
土俵際でのギリギリの勝負の場合、うっちゃりなど逆転の勝敗を見極めるのは難しいことです。
相手の差し手を読み、どちらから見ればいいかを瞬時に判断し、回り込むことが大切なのです。
私は主審ひとすじ28年。
いつのまにか、後輩を教える立場になってしまいました。
いま大相撲は大変な時代になっています。
度重なる不祥事やスキャンダルで、人気も権威も落ち込んでしまいました。
マスコミもこぞってバッシングの嵐、でもこのような事態は前にもありました。
相撲は日本の国技といわれていますが、大相撲は実は違うのです。
江戸時代、辻相撲といわれていた相撲は大名の庇護により大相撲として興行するようになります。
最高位が大関だったのを、横綱という地位を作ってお客様を喜ばす仕組みを作り、将軍の上覧相撲で、大変盛んになります。
ところが明治になって、裸での競技はまかりならん、またちょんまげも禁止せよという命令が出されます。
このままでは大相撲の存続自体が危なくなるという事態になりました。
そこで関係者が当時の相撲好きの政治家に直談判し、なんとかそのままの姿で興行出来るようにしてもらい更に明治天皇の天覧相撲で地位を得たと言われています。
また時代が近代になってからはラジオでの中継が始まります。
ここでもひと工夫、それまで長かった仕切りの時間に制限時間を決め、ラジオの放送時間枠にあわせたのです。
このようにして、大相撲は時代に合わせてさまざまな改革と工夫をこらしていたからこそ、現在に続いているのです。
私が審判を務めているアマチュア相撲でも、さまざまな問題がおこります。
審判は意外と雑用も多いのです。
待ち合いの時、タオルをかけるなとか、キョロキョロするなとか注意をしたり、東と西の呼び出し。
試合が終わった後、勝負に文句をいいにきた選手の相手をしたりとか・・・・苦労は多いものです。
でも相撲は、私の生き方に大きな影響を与えています。
仕事にも多いに参考になっていると思います。
急遽ピンチヒッターとして講演された金谷さんでしたが、語り口は堂々としてよどみなく。
大変楽しい講話でした。
本日の参加者は、47名、44社でした。
次回 第230回(第8条)経営者モーニングセミナーの御案内
日 時;4月15日(木) 午前6時~午前7時
場 所:兼六城下町 ホテル兼六 2F
講話者:中山真太郎様
MFJ スーパーバイクレーサー(全日本ロードレース選手権)
テーマ:「金沢から世界へ」
セミナー入場無料!
セミナー終了後、参加者交流の場として朝食を御用意しております。
朝食700円(バイキング形式) ドリンクのみ300円
お誘いの上、たくさんの参加お待ちしております。
講話記録 桜井和幸
講話者:石川県相撲連盟理事
金沢市中央倫理法人会 事務長 金谷雅雄 様
テーマ:「相撲と私」
兼六園の桜もほぼ満開、会場に続く坂道も桜を眺めながらだと苦になりません。
会長挨拶では、飯山治郎会長が先週は風邪でお休みしてしまい、申し訳なかったと謝っていました。
これくらいならという自分の慢心が風邪につながってしまったと反省しています。
今、ハマっているのがツイッターです。
これは「つぶやき」と呼ばれている短いブログなのですが、キーワードは「人とのつながり」です。
人は人との繋がりを求めています。商売も例えれば、お客様と社員とのつながりです。
お客様とどうつながっていくのか?
これがはっきりと見えていない経営者が意外と多いのです。
今一度、よく考えてみるのがいいと思います。
本日の講話者 金谷雅雄様。
実は本日講演するはずだった講師、志岐 和久 様ですが、突然の入院で来ていただく事が出来なくなりました。
そこで急遽、同じ相撲つながりで紹介者でもある金谷事務長にお願いする事になったのですが、さすが金谷さん、ちゃんと準備をしてこられました。
いつもと違い青いスーツに白いシャツ、黒い蝶ネクタイ。
これは?・・・そうアマチュア相撲の審判員の制服です。金谷さんはアマチュア相撲のベテラン審判なのでした。
おはようございます。
私はプロパンガスや灯油を販売しております金谷雅雄と申します。
人の喜びを我が喜びにをモットーにしております。
私は相撲が大好きでこの姿はアマチュア相撲の審判のスタイルです。
行司の姿とは違いますが、あれは大相撲での姿、アマチュアの場合は上着をとって白いシャツの姿で審判を行います。
審判は判定をすばやく、そして勝負をよく見るためにいい位置にいなければなりません。
土俵際でのギリギリの勝負の場合、うっちゃりなど逆転の勝敗を見極めるのは難しいことです。
相手の差し手を読み、どちらから見ればいいかを瞬時に判断し、回り込むことが大切なのです。
私は主審ひとすじ28年。
いつのまにか、後輩を教える立場になってしまいました。
いま大相撲は大変な時代になっています。
度重なる不祥事やスキャンダルで、人気も権威も落ち込んでしまいました。
マスコミもこぞってバッシングの嵐、でもこのような事態は前にもありました。
相撲は日本の国技といわれていますが、大相撲は実は違うのです。
江戸時代、辻相撲といわれていた相撲は大名の庇護により大相撲として興行するようになります。
最高位が大関だったのを、横綱という地位を作ってお客様を喜ばす仕組みを作り、将軍の上覧相撲で、大変盛んになります。
ところが明治になって、裸での競技はまかりならん、またちょんまげも禁止せよという命令が出されます。
このままでは大相撲の存続自体が危なくなるという事態になりました。
そこで関係者が当時の相撲好きの政治家に直談判し、なんとかそのままの姿で興行出来るようにしてもらい更に明治天皇の天覧相撲で地位を得たと言われています。
また時代が近代になってからはラジオでの中継が始まります。
ここでもひと工夫、それまで長かった仕切りの時間に制限時間を決め、ラジオの放送時間枠にあわせたのです。
このようにして、大相撲は時代に合わせてさまざまな改革と工夫をこらしていたからこそ、現在に続いているのです。
私が審判を務めているアマチュア相撲でも、さまざまな問題がおこります。
審判は意外と雑用も多いのです。
待ち合いの時、タオルをかけるなとか、キョロキョロするなとか注意をしたり、東と西の呼び出し。
試合が終わった後、勝負に文句をいいにきた選手の相手をしたりとか・・・・苦労は多いものです。
でも相撲は、私の生き方に大きな影響を与えています。
仕事にも多いに参考になっていると思います。
急遽ピンチヒッターとして講演された金谷さんでしたが、語り口は堂々としてよどみなく。
大変楽しい講話でした。
本日の参加者は、47名、44社でした。
次回 第230回(第8条)経営者モーニングセミナーの御案内
日 時;4月15日(木) 午前6時~午前7時
場 所:兼六城下町 ホテル兼六 2F
講話者:中山真太郎様
MFJ スーパーバイクレーサー(全日本ロードレース選手権)
テーマ:「金沢から世界へ」
セミナー入場無料!
セミナー終了後、参加者交流の場として朝食を御用意しております。
朝食700円(バイキング形式) ドリンクのみ300円
お誘いの上、たくさんの参加お待ちしております。
講話記録 桜井和幸
by rinri_center
| 2010-04-13 10:36