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金沢市中央倫理法人会


by rinri_center

2006.11.30 第69回 経営者モーニングセミナー

もうすぐ12月。
今朝はぐっと冷え込む。
5時5分役員朝礼開始。2週間ぶりのモーニングセミナーということで皆の集まりもいい。
小原会長もあいさつの中で、先日の金沢の法人会のモーニングセミナーの事を取り上げて、全員が日本一を取るという目標に向かって実にいきいきとしていた。メンバーに活気があった。
こんな会社になりたい、こんな仕事をしたいと、リーダーは人に夢を与える仕事をしなければならないと言っていた。

本日の講師は豊中物産代表取締役、菜香楼総支配人 魏 賢任様
19年前、中国福建省から日本へ。
中国では中学校の先生をしていたと言う。
来日して横浜の中華街「聘珍楼」にアルバイトで入る。
ここで接客の心を学ぶ。どうしたらお客様に喜んでもらえるか、そしてお客様から「ありがとう」という言葉をいただく喜びを知る。ありがとうと言ってもらえる価値のある仕事をすることが大切なのですと言われた。
1994年、大学を卒業し貿易の仕事をするために金沢に来る。
ここで金沢に一目惚れしてしまう。
北陸の中でも金沢は別格、まるで鶴が立っているような気品と美しさを感じたのだと言う。
しかし仕事そのものは1日もあれば終わってしまうような簡単な物。
だが3年間勤め上げて退社。
1996年12月6日菜香楼をオープンさせる。
きっかけとなったのは当時、食中毒が頻発し(かいわれ大根騒動)火を通す中華料理なら安心という世論があったこと、また週末に気軽に食べに行ける美味しい中華料理店が金沢になかった事。
そして何よりも金沢の人は本物が好き。
本物を求めている土地柄であるということに気がついた事。
そこで聘珍楼で知り合った本格中華のコックさんを北海道から引き抜き、点心の名人も合わせて金沢の人が食べた事のない、本場の広東料理、香港点心を提供出来る店を作った。
開店当時はミスも多く、苦労もしたが、金沢倶楽部の取材がきっかけで金沢にミニ中華街を作るという夢が広がり、現在は北京オリンピックの年、2008年オープンを目指し、20店舗を集め、金沢の駅西に中華街を作ると言う夢に向かって突き進んでいる。
「夢にも、賞味期限がある」
夢はもつだけではダメ、実現するために努力をすること。

本日の参加者は58名でした。
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by rinri_center | 2006-12-01 21:23