金沢市中央倫理法人会


by rinri_center

2008.1.10日第121回経営者モーニングセミナー

あけましておめでとうございます。
今年も金沢中央倫理法人会をよろしくお願いいたします。

今年最初のモーニングセミナーは新年ということで、いつもと形が違います。
5時5分からの役員朝礼でも、その事で事前の説明がありました。
まず、開始前に新役員5名の辞令公布式。
6時からのセミナー開始には、国歌斉唱、続いて倫理法人会の歌。
朝のあいさつと輪読は省いて、倫理法人会の理事長の挨拶文を飯山幹事が代読しました。
その後、小原会長の新年の挨拶。
今年は年間参加者一位をめざしてがんばりましょう。
目標達成のポイントは「有意注意」
いつも注意を心がけること。常に大切な想いを心に抱いて事にのぞみましょう。

本日の講師は、石川県体育協会常務理事 菊田三代治様。
菊田様は、第28回アテネオリンピックのウェイトリフティング競技の日本代表監督でもあります。
テーマは「ウェイトリフティングに賭ける夢」
私は珠洲市の内浦の出身です。
大学時代にウェイトリフティング部に所属し、卒業後教員となって昭和57年に珠洲に帰ってきました。
そのとき、石川で高校総体があり、そのためウェイトリフティング部を急遽作る事になり、私が経験者として選ばれました。
まったくの初心者ばかりを集めて部員12名のクラブを立ち上げ、日本一にあると言う目標を立てました。
「願わない物はかなわない」
必死に努力を繰り返し、創部3年目の昭和60年8月5日についに初優勝を成し遂げました。
ただ、そのころウェイトリフティングと言う競技は参加人口も少なく、日本のレベルは決して高いとは言えなかったのです。
そこで私は、世界の重量挙げを学ぶため韓国に行きました。
そこで大きなショックをうけました。
日本とはパワーもスピードも違う、日本の重量挙げには足りない物が多すぎました。
私は行き詰まると自分に負荷をかけます、そしてそれをバネにして国体を目指しました。
まったくの素人だった集団を率いて平成3年の国体では3位。
また平成7年にはユース大会で日本の監督になりました。
まだまだ選手の層がうすかったのですが、なんとかチャンピオンを出したいとがんばりました。
そのためにはまわりの強力なサポートが必要になります。
私はナショナルチームの練習を見るためなんども東京まで通いました。
2001年、次回のアテネオリンピックの日本代表監督に選ばれました。
それからの4年間は大変でした。
なにしろ日本は20年間この競技ではメダルを取っていない。入賞すらしていない。
日本の選手にはパワーが足りません。
中国は多くの人材がいるし、ロシア人は生まれつき背筋力が強い人が多い。
では日本人が勝つにはどうしたらいいのか?
私は「プッシュキック式」という方法を考え出しました。
床を蹴ってその反作用を利用する方法です。
しかし残念ながらアテネではメダルも入賞もありませんでした。
オリンピックとは監督で行くものではない、選手で行くものだと思いました。

でもその後、金沢学院大学にウェイトリフティング部を創設。
金沢市のモデル事業として認定をいただき、全日本選手権では女子は初優勝、男子も6位入賞の好成績を残せました。
今年は北京オリンピックへの挑戦です。
これからも「子供達が夢を持てるような環境」を作る事を大切にしたいと思います。

大柄な引き締まった体、静かな語り口の中に、競技に対する熱い情熱が感じられました。
本日の参加者は73名 67社
皆勤賞の皆さん37名に景品が配られました。
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by rinri_center | 2008-01-13 13:04