2008.7.17日第145回(第8条)経営者モーニングセミナー
2008年 07月 21日
次回 第146回(第9条)経営者モーニングセミナーの御案内
7月24日(木) 講話者は (有)住宅修理センター 代表取締役
七尾市倫理法人会 幹事
谷川 与志夫 様
テーマは「わが人生波乱万丈」
今日も4時半起床
夏の朝は気持ちがいい。日中とは違い涼しくてさわやかな日差し。
今日は小原会長がお休みなので、副会長の新田さんがあいさつ。
今度金沢市北倫理法人会を立ち上げる事になり、その会長に抜擢された逸材です。
世の中の幸福な人と不幸な人には、きまった口癖があります。
不幸な人は、もう出来ない。こんなに働いてるのに収入が少ないとグチばかり。
幸福な人は、きっと出来るよ、毎日元気に働けてありがたいなぁと感謝の言葉。
このつい出てしまう口癖に,大きな違いがあります。
口癖と心は脳の中で繋がっています。
心の状態を良い方向にするためには「ありがとう」という感謝の言葉を使う事が
大切です。
本日の講師は若干25才。ソロアルピニストの栗城史多様です。
驚くべき偉業をまさに成し遂げんとしている青年です。
前人未到「世界7大陸の最高峰を無酸素で単独制覇」に挑戦しています。
すでにエベレストをのぞく6つの最高峰は制覇しました。
今はエベレスト挑戦に向けてのスポンサー探しの日々。
人間の限界は7000mと言われていますが、エベレストは高度8000m気温マイナス30度。
それでも彼は登る、そんな彼の壮絶なお話です。
私はもともと登山には興味がありませんでした。
高校時代は空手をやっていました。ところがその時つき合っていた彼女が山が好きで、
その彼女に「2年間つきあったけど好きじゃなかった」と言われたのが
ショックでした。
そんな彼女が夢中になっていた登山の世界がどんなものかと思ったのが始まりです。
大学の山岳部には部員が二人しかいませんでした。私と先輩の二人だけ。
それなのに冬山に10日間行く。
そこで苦しい目に遭いながら自分の可能性に目覚めたのです。
大学生の時、先輩の夢だった北米マッキンリーの単独登山に挑戦しました。
あの植村直己さんが遭難した危険な山です。
ここには見えないクレバスが多く、一人だと大変危険な山なのですが、入山料が
18000円と安かったのです。
英語も満足に出来ないのに現地の交渉をやり、高山病にも悩まされました。
自分の限界に挑戦したかったのですが、頭痛など苦しみを乗り越えると新しい自分に
なるような気がしたのです。
次に挑戦したのが、南米の最高峰アコンカグアです。
ここでは、高山病の一種肺水腫になりかけました。大変苦しいのですが横にもなれず、
眠る事も出来ず。
直すにはひたすら起き続け、水を大量に飲む事。3日間一睡もせず、横にもならず
起き続けて肺水腫を克服しました。
登山家が一番感動するのは、頂上にたどりついた時ですが、実は事故が一番多い
のはその後、下山するときなのです。
燃え尽きたと言うか、登るときのテンションが下がり、注意力が散漫になります。
だから、私は降りるときは次の登山のために降りるんだと思って降ります。
こんな登山歴が4~5年しかない自分がエベレストに登るなんて無茶だと思います。
でも冒険家は自分に取って簡単な事はやりません。
夢を持つことによって、自分が変わってゆくのがわかります。
もちろん常に死と隣り合わせの挑戦ですが、やり遂げたいと思っています。
本日の参加者は85名、83社でした。
7月24日(木) 講話者は (有)住宅修理センター 代表取締役
七尾市倫理法人会 幹事
谷川 与志夫 様
テーマは「わが人生波乱万丈」
今日も4時半起床
夏の朝は気持ちがいい。日中とは違い涼しくてさわやかな日差し。
今日は小原会長がお休みなので、副会長の新田さんがあいさつ。
今度金沢市北倫理法人会を立ち上げる事になり、その会長に抜擢された逸材です。
世の中の幸福な人と不幸な人には、きまった口癖があります。
不幸な人は、もう出来ない。こんなに働いてるのに収入が少ないとグチばかり。
幸福な人は、きっと出来るよ、毎日元気に働けてありがたいなぁと感謝の言葉。
このつい出てしまう口癖に,大きな違いがあります。
口癖と心は脳の中で繋がっています。
心の状態を良い方向にするためには「ありがとう」という感謝の言葉を使う事が
大切です。
本日の講師は若干25才。ソロアルピニストの栗城史多様です。
驚くべき偉業をまさに成し遂げんとしている青年です。
前人未到「世界7大陸の最高峰を無酸素で単独制覇」に挑戦しています。
すでにエベレストをのぞく6つの最高峰は制覇しました。
今はエベレスト挑戦に向けてのスポンサー探しの日々。
人間の限界は7000mと言われていますが、エベレストは高度8000m気温マイナス30度。
それでも彼は登る、そんな彼の壮絶なお話です。
私はもともと登山には興味がありませんでした。
高校時代は空手をやっていました。ところがその時つき合っていた彼女が山が好きで、
その彼女に「2年間つきあったけど好きじゃなかった」と言われたのが
ショックでした。
そんな彼女が夢中になっていた登山の世界がどんなものかと思ったのが始まりです。
大学の山岳部には部員が二人しかいませんでした。私と先輩の二人だけ。
それなのに冬山に10日間行く。
そこで苦しい目に遭いながら自分の可能性に目覚めたのです。
大学生の時、先輩の夢だった北米マッキンリーの単独登山に挑戦しました。
あの植村直己さんが遭難した危険な山です。
ここには見えないクレバスが多く、一人だと大変危険な山なのですが、入山料が
18000円と安かったのです。
英語も満足に出来ないのに現地の交渉をやり、高山病にも悩まされました。
自分の限界に挑戦したかったのですが、頭痛など苦しみを乗り越えると新しい自分に
なるような気がしたのです。
次に挑戦したのが、南米の最高峰アコンカグアです。
ここでは、高山病の一種肺水腫になりかけました。大変苦しいのですが横にもなれず、
眠る事も出来ず。
直すにはひたすら起き続け、水を大量に飲む事。3日間一睡もせず、横にもならず
起き続けて肺水腫を克服しました。
登山家が一番感動するのは、頂上にたどりついた時ですが、実は事故が一番多い
のはその後、下山するときなのです。
燃え尽きたと言うか、登るときのテンションが下がり、注意力が散漫になります。
だから、私は降りるときは次の登山のために降りるんだと思って降ります。
こんな登山歴が4~5年しかない自分がエベレストに登るなんて無茶だと思います。
でも冒険家は自分に取って簡単な事はやりません。
夢を持つことによって、自分が変わってゆくのがわかります。
もちろん常に死と隣り合わせの挑戦ですが、やり遂げたいと思っています。
本日の参加者は85名、83社でした。
by rinri_center
| 2008-07-21 07:09